アイステント手術は軽症の緑内障の人が、白内障手術を受ける時に、同時にistentを隅角に挿入すると、術後に眼圧が少し下がることが多く、点眼薬が減るケースがある。という手術です。

アイステントはチタン金属でできており、大きさは、長さ1mm、重さ60㎍(0.00006g)と極めて小さいものです。

指先にステント
ステント
ステント留置のイメージ

このiStent(アイステント)を眼の中の組織に埋め込むことで、眼の中での眼圧を調整する液体の循環を改善し、眼圧を下げる効果があります。
あくまで自然な眼圧調整を促すのみのため目の負担が少ない手術です。
手術時間は白内障の手術にかかる時間にプラスは5〜10分の追加でできます。

十分な効果が得られないケースは他の方法で再手術が可能なこともアイステント手術の利点の一つです。

アイステント手術は使用ガイドラインである【白内障手術併用眼内ドレーン使用要件等基準】によれば講習を受け一定の経験と技術がある医師しか施術は認められていません。

当院では2名の認定手術医がおります。